盗まれた金庫がネットオークションで売られてた件

この前我が家に空き巣が入り、金庫が盗まれました。金庫といっても通帳や印鑑は使用頻度が高いので入れていませんでしたし、保険証券は再発行できたので特に問題はなし。現金も入れていませんでしたしね。

ですから、金庫を盗まれたことによるダメージは「金庫そのものを失った」ことが一番大きいのですが、その盗まれた金庫がネットオークションで売られていました。同じような金庫はそりゃあいくつもあるでしょうけど、ウチの金庫についていたのと同じ傷を見つけたんです。そんな大きな傷ではないですからパッと見わかりませんが、持ち主だった私にはわかります。そしてそれによって「これは我が家の金庫だ」とほぼ確信しました。そして、「これって落札したらどうなるのか」という興味が湧き、その金庫に入札。結果として落札することができました。

ネットオークションを利用したことがある人ならわかると思いますが、落札後に取引のため個人情報を交換します。出品者は隣の市の人間でそれほど離れておらず、余計疑わしくなり、その個人情報を持って警察に行き相談した結果、その出品者は空き巣の犯人として逮捕されました。金庫以外に盗んだ我が家の物がいくつか出てきたのが決定的証拠となったようです。正義は勝つと言いますか。盗まれたものの中で返ってこないものもいくつかありましたが、犯人を捕まえてやった達成感のほうがすごいですね。

それにしても、ネットオークションで盗んだものを売ろうとするなんてバカだなぁと。普通にリサイクルショップなどに売られていたらわからなかったのに、オークションで少しでも高い額をと欲に目がくらんで自滅した形ですね。犯人は余罪もあって塀の中。悪いことをしたらちゃんとバチが当たるんだなぁと、いい気味です。願わくば、盗んだ他のものもちゃんと返してほしいものですがね。